



余白と暮らす。
nuffは、デザインの力で日常に余白を生み出す
家具とプロダクトのブランドです。
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nuffは、デザインの力で
日常に余白を生み出す
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News
折りたたみ可能なコンテンツ
2025/03/01
無料組立サービス(東京都限定)のご案内
無料組立サービス(東京都限定)のご案内
初の試みとしてしまして、2025年1月にENGAWA bedを購入頂いたお客様の中で、東京都にお住まいの方を対象に、 弊社スタッフによる無料の組立サービスを実施いたします。対象の方にはすでにご案内メールを送付しておりますので、ご希望の方はご連絡ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2024/12/09
ENGAWA bed 2025年販売スケジュールのお知らせ
ENGAWA bed 2025年販売スケジュールのお知らせ
平素よりご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
生産体制の見直しを行い、2025年は年4回の予約販売を実施させて頂きます。つきましては、各回の販売期間および発送予定日を下記の通りご案内いたします。
第1回(完了)
販売:1月2日(木)18時 ~ 1月5日(日)21時
発送:3月下旬~4月下旬
第2回
販売:4月2日(水)18時 ~ 4月6日(日)21時
発送:6月中旬~7月中旬
第3回
販売:7月2日(水)18時 ~ 7月6日(日)21時
発送:9月下旬~10月下旬
第4回
販売:10月1日(水)18時 ~ 10月5日(日)21時
発送:12月中旬~翌年1月中旬
なお、販売条件数に達しましたら販売期間中であっても注文をストップさせて頂きますので予めご了承ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2024/09/11
ENGAWA bed 9月販売分 完売御礼
ENGAWA bed 9月販売分 完売御礼
下記日程で実施しておりましたENGAWA bedの予約販売は、販売上限数に達しましたので受付をストップさせて頂きました。
・販売期間:2024年9月6日(金)18時 ~ 9月12日(木)21時
・発送予定:2024年11月中旬〜12月中旬
ご購入頂いた方々誠にありがとうございます。
なお、次回の予約販売は2025年1月を予定しております。詳細な日時が決まりましたらこちらでお知らせさせて頂きます。また次回から資材高騰を受けましてアナウンスさせて頂いていた通り価格改定を予定しております。
何卒よろしくお願いいたします。
Products
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ENGAWA bed
nuff original
KOROMO table top
nuff original
Journal
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ベッド下の掃除をどう考えるか
ベッドをご検討中のお客様と日々やり取りする中で、「ベッド下の掃除はどう考えていますか?」というご質問を頂くことがあります。おそらくENGAWA bedは市販のベッドに比べると高さが低い設計のため、ベッド下の掃除がしにくいと受け止められているからだと思います。 結論としましては、フロアワイパーでの掃除を想定している、というのが私たちの回答となります。その考え方に基づいてベッド下の床からの有効高さは5.5cmに設定しています。 今日はこの設計仕様に至った経緯をお話しようかと思います。 私自身、キレイ好きな性格でして、毎日部屋の掃除をしないと気がすまないということもあり、当初は「毎日ベッド下の掃除ができること」をベッド開発において重要視していました。 しかし、試作品を実際に使って実際に毎日生活してみると、ベッド下の奥の方まで入り込む量はホコリは少ないことが分かってきまして、普段の掃除は張り出したベッドサイドの下部分のみフロアワイパーを掛けて、月に数回程度、奥の方までフロアワイパーを滑らすという掃除ルーティンに落ち着きました。 いっそのこと、ベッド下を閉じてしまい、ホコリが入らないようにする設計も検討したのですが、通気を妨げることにもなりカビの発生リスクが上がってしまいます。 以上から、通気性を確保するためにベッド下はオープンな構造とするが、高さはフロアワイパーが入る最低限の高さに留め、建築空間と一体化するような「低く、広い」現在のプロポーションを大切にする、という結論に至りました。そのほうが愛着を持って長く使えると考えたからです。 一方で、ロボット掃除機が入るようにしたいというご要望にお応えしたいと考えておりまして、高さを更に5cm程度上げるための脚(後付できる別商品)を今年前半にリリースする計画になっております。 下の写真はそのプロトタイプを装着した写真です。ENGAWA bedは脚が見えない浮いたようなデザインが特徴ですが、後付の脚を取りつけた姿は、より日本建築である縁側らしいものとなる予定です。 商品を見る→
ベッド下の掃除をどう考えるか
ベッドをご検討中のお客様と日々やり取りする中で、「ベッド下の掃除はどう考えていますか?」というご質問を頂くことがあります。おそらくENGAWA bedは市販のベッドに比べると高さが低い設計のため、ベッド下の掃除がしにくいと受け止められているからだと思います。 結論としましては、フロアワイパーでの掃除を想定している、というのが私たちの回答となります。その考え方に基づいてベッド下の床からの有効高さは5.5cmに設定しています。 今日はこの設計仕様に至った経緯をお話しようかと思います。 私自身、キレイ好きな性格でして、毎日部屋の掃除をしないと気がすまないということもあり、当初は「毎日ベッド下の掃除ができること」をベッド開発において重要視していました。 しかし、試作品を実際に使って実際に毎日生活してみると、ベッド下の奥の方まで入り込む量はホコリは少ないことが分かってきまして、普段の掃除は張り出したベッドサイドの下部分のみフロアワイパーを掛けて、月に数回程度、奥の方までフロアワイパーを滑らすという掃除ルーティンに落ち着きました。 いっそのこと、ベッド下を閉じてしまい、ホコリが入らないようにする設計も検討したのですが、通気を妨げることにもなりカビの発生リスクが上がってしまいます。 以上から、通気性を確保するためにベッド下はオープンな構造とするが、高さはフロアワイパーが入る最低限の高さに留め、建築空間と一体化するような「低く、広い」現在のプロポーションを大切にする、という結論に至りました。そのほうが愛着を持って長く使えると考えたからです。 一方で、ロボット掃除機が入るようにしたいというご要望にお応えしたいと考えておりまして、高さを更に5cm程度上げるための脚(後付できる別商品)を今年前半にリリースする計画になっております。 下の写真はそのプロトタイプを装着した写真です。ENGAWA bedは脚が見えない浮いたようなデザインが特徴ですが、後付の脚を取りつけた姿は、より日本建築である縁側らしいものとなる予定です。 商品を見る→
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インテリアコーディネート事例紹介
関電不動産開発様のモデルルームのインテリアコーディネートを担当させて頂きました。 対象となる25平米の賃貸マンションに合わせ、ターゲットを、服もインテリアもシンプルで質の良いものを志向する層のひとり暮らしに設定し、フォルムや素材感にこだわりを感じるアイテムを取り入れることで、モダンでありながらも、手触りがある柔らかい印象を目指しました。この中でENGAWA bedを採用させて頂いております。 賃貸物件のインテリアですので「住みこなす」という考え方を前提としています。定数であるパラメーターを動かそうとするのではなく、活かすという視点です。本件では見え隠れを利用して奥行き感を演出し、キッチンの作業台も含めてオブジェクトの高さやボリュームでリズムを作りました。 商品を見る→ (写真:関電不動産開発)
インテリアコーディネート事例紹介
関電不動産開発様のモデルルームのインテリアコーディネートを担当させて頂きました。 対象となる25平米の賃貸マンションに合わせ、ターゲットを、服もインテリアもシンプルで質の良いものを志向する層のひとり暮らしに設定し、フォルムや素材感にこだわりを感じるアイテムを取り入れることで、モダンでありながらも、手触りがある柔らかい印象を目指しました。この中でENGAWA bedを採用させて頂いております。 賃貸物件のインテリアですので「住みこなす」という考え方を前提としています。定数であるパラメーターを動かそうとするのではなく、活かすという視点です。本件では見え隠れを利用して奥行き感を演出し、キッチンの作業台も含めてオブジェクトの高さやボリュームでリズムを作りました。 商品を見る→ (写真:関電不動産開発)
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ENGAWA bed 開発ノート
現代のようにベッドで眠るというライフスタイルが日本で登場したのは、明治から大正に向かう頃と言われています。現在日本で一般的に使われているベッドは、基本的にはこの西洋式を踏襲しています。しかし、日本の文化・風土に合ったベッドのカタチがあるのではないかとずっと考えていました。そうしてたどり着いたのがこの「低く、広い」すのこベッドです。 日頃から在宅ワークが多い私は、朝、昼、夕と、家の中で場所を転々と移動しながら仕事をしています。そんな「在宅ノマドワーカー」にとって、ENGAWA bedのサイドフレームは大切なワークスペースの一つ。低い座が新鮮で、集中力が戻ってきます。もちろん、本を読んだり、リラックスの場所として、ソファのような使い方もしています。 その佇まいにおいても、家の中のくつろげる場所という意味でも、まさに現代の「縁側」と言うことができるかもしれません。 この開発ノートでは、開発プロセスでの気付きや、デザインの裏側の意図を記録しておこうと思います。 肌なじみがよいロースタイル 日本では畳の文化、床座のスタイルです。畳の上に直接布団を敷いて就寝してきました。そのためか高さが低いベッドの方が肌なじみが良い気がしています。感度が高いライフスタイルホテルなどでロースタイルベッドをよく目にするのもそのためでしょうか。 一方で、自宅用に市販のローベッドを探してみても、なかなか思い通りのものが見つけられませんでした。ベッドを部屋のインテリアとしてまとめ上げるような、スッとラインが通ったベッドフレームを作ろうと思いました。 寝心地も、居心地も、いいベッド 都心のマンションは家賃が高いこともあって、わたしはこれまで一貫して「小さな部屋」に住んできました。 大学進学と同時にはじめたひとり暮らしを始めたお部屋は、6畳の洋室にこじんまりとしたキッチンが付いた、典型的な1Kの間取り。その後何度か引っ越しを経た今でも、35平米の賃貸マンションに夫婦ふたり暮らしです。 当時からインテリアが好きだった私は、家具を置いたらすぐに一杯になってしまうスペースを相手に、狭くてもすっきり心地よい空間にするにはどうしたらよいか、ありとあらゆる方法を試してきました。 そうして20年(年を取ったもんだ!)の約試行錯誤を経た今、小さな部屋でもインテリアを楽しむコツをひとつ挙げるとすれば「兼用の推進」を真っ先に推します。ひとつで二役、三役と、多用途に使える道具を選ぶことで、物を減らすことができるからです。 そして、最もスペースを取る家具と言ってもいいベッドをマルチユース化するのが、このENGAWA bedです。そのフレームは、複数の役割を担うことができる、まさにベッドとサイドテーブルとソファをひとつにしたプロダクトと言うことができます。狭い部屋に住んでいる方にこそ使ってほしいと思います。 左右非対称 さっそくCADに向かい、思い描いたイメージを形に落としていきます。そして、ホームセンターで入手できる杉の無垢材を使ってプロトタイプを作りました。これを実際に自宅で使ってみて、使い心地を検証しました。ここでいくつか大きな気付きを得られました。 まずは壁付対応。当初のデザインだと、マットレスの側面を壁付けして置きたい場合、すのこが見えてしまう点が気になっていました。特に私が住んできたようなコンパクトな部屋だとそういう置き方をするケースが多いはず。 単純にフレームの幅を内側に広げると解決はできますが、すのこエリアが小さくなり、マットレスの通気を妨げてしまいますし、材料コストも上がります。 そこで、「上下対称・左右非対称」のカタチで解決しました。(逆側に寄せたい場合はフレームを180度回転) サイズ選びは余白選び もう一つ気になったのは、「余白スペースに座る」を実現しようとすると、フレーム幅が30cm近く必要となり、ベッドがかなり大型化してしまうこと。 そこで、ご自宅のスペース事情に応じて、余白の大きさを選べるようにサイズ展開を設計しました。 例えばダブルサイズのマットレスを使う場合、座れるほどのたっぷりの余白が欲しい場合は「w1680」を、ほどほどの余白で良い場合は「w1480」を選ぶ、といった具合に、同じマットレスサイズでも、余白の大きさを選ぶことができます。 ちなみに、このサイズの呼び名は、通常の、シングル、ダブルと言った呼び方ではなく、ベッドフレームの外寸幅に基づいた表記にしました。マットレスに合わせてフレームサイズを選ぶ、のではなく、ほしい余白からフレームサイズを選ぶ、という考え方をして欲しかったためです。 選べる3つの余白スタイル 以上のブラッシュアップを経て、主に3種類の余白スタイルを選べるベッドフレームとなりました。 A. 両サイドほどほど余白ベッドの両サイドにそれぞれ14cm幅の余白を作るスタイル。単行本やめがねを置くことができます。 B....
ENGAWA bed 開発ノート
現代のようにベッドで眠るというライフスタイルが日本で登場したのは、明治から大正に向かう頃と言われています。現在日本で一般的に使われているベッドは、基本的にはこの西洋式を踏襲しています。しかし、日本の文化・風土に合ったベッドのカタチがあるのではないかとずっと考えていました。そうしてたどり着いたのがこの「低く、広い」すのこベッドです。 日頃から在宅ワークが多い私は、朝、昼、夕と、家の中で場所を転々と移動しながら仕事をしています。そんな「在宅ノマドワーカー」にとって、ENGAWA bedのサイドフレームは大切なワークスペースの一つ。低い座が新鮮で、集中力が戻ってきます。もちろん、本を読んだり、リラックスの場所として、ソファのような使い方もしています。 その佇まいにおいても、家の中のくつろげる場所という意味でも、まさに現代の「縁側」と言うことができるかもしれません。 この開発ノートでは、開発プロセスでの気付きや、デザインの裏側の意図を記録しておこうと思います。 肌なじみがよいロースタイル 日本では畳の文化、床座のスタイルです。畳の上に直接布団を敷いて就寝してきました。そのためか高さが低いベッドの方が肌なじみが良い気がしています。感度が高いライフスタイルホテルなどでロースタイルベッドをよく目にするのもそのためでしょうか。 一方で、自宅用に市販のローベッドを探してみても、なかなか思い通りのものが見つけられませんでした。ベッドを部屋のインテリアとしてまとめ上げるような、スッとラインが通ったベッドフレームを作ろうと思いました。 寝心地も、居心地も、いいベッド 都心のマンションは家賃が高いこともあって、わたしはこれまで一貫して「小さな部屋」に住んできました。 大学進学と同時にはじめたひとり暮らしを始めたお部屋は、6畳の洋室にこじんまりとしたキッチンが付いた、典型的な1Kの間取り。その後何度か引っ越しを経た今でも、35平米の賃貸マンションに夫婦ふたり暮らしです。 当時からインテリアが好きだった私は、家具を置いたらすぐに一杯になってしまうスペースを相手に、狭くてもすっきり心地よい空間にするにはどうしたらよいか、ありとあらゆる方法を試してきました。 そうして20年(年を取ったもんだ!)の約試行錯誤を経た今、小さな部屋でもインテリアを楽しむコツをひとつ挙げるとすれば「兼用の推進」を真っ先に推します。ひとつで二役、三役と、多用途に使える道具を選ぶことで、物を減らすことができるからです。 そして、最もスペースを取る家具と言ってもいいベッドをマルチユース化するのが、このENGAWA bedです。そのフレームは、複数の役割を担うことができる、まさにベッドとサイドテーブルとソファをひとつにしたプロダクトと言うことができます。狭い部屋に住んでいる方にこそ使ってほしいと思います。 左右非対称 さっそくCADに向かい、思い描いたイメージを形に落としていきます。そして、ホームセンターで入手できる杉の無垢材を使ってプロトタイプを作りました。これを実際に自宅で使ってみて、使い心地を検証しました。ここでいくつか大きな気付きを得られました。 まずは壁付対応。当初のデザインだと、マットレスの側面を壁付けして置きたい場合、すのこが見えてしまう点が気になっていました。特に私が住んできたようなコンパクトな部屋だとそういう置き方をするケースが多いはず。 単純にフレームの幅を内側に広げると解決はできますが、すのこエリアが小さくなり、マットレスの通気を妨げてしまいますし、材料コストも上がります。 そこで、「上下対称・左右非対称」のカタチで解決しました。(逆側に寄せたい場合はフレームを180度回転) サイズ選びは余白選び もう一つ気になったのは、「余白スペースに座る」を実現しようとすると、フレーム幅が30cm近く必要となり、ベッドがかなり大型化してしまうこと。 そこで、ご自宅のスペース事情に応じて、余白の大きさを選べるようにサイズ展開を設計しました。 例えばダブルサイズのマットレスを使う場合、座れるほどのたっぷりの余白が欲しい場合は「w1680」を、ほどほどの余白で良い場合は「w1480」を選ぶ、といった具合に、同じマットレスサイズでも、余白の大きさを選ぶことができます。 ちなみに、このサイズの呼び名は、通常の、シングル、ダブルと言った呼び方ではなく、ベッドフレームの外寸幅に基づいた表記にしました。マットレスに合わせてフレームサイズを選ぶ、のではなく、ほしい余白からフレームサイズを選ぶ、という考え方をして欲しかったためです。 選べる3つの余白スタイル 以上のブラッシュアップを経て、主に3種類の余白スタイルを選べるベッドフレームとなりました。 A. 両サイドほどほど余白ベッドの両サイドにそれぞれ14cm幅の余白を作るスタイル。単行本やめがねを置くことができます。 B....